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2008年7月アーカイブ

< スランプ脱出 >

2008年7月24日 13:01 ピピ

ピピエッセイ№ 23用 写真.jpg ねぇ、お母さんスランプってなぁに? トランプの一種? 良いことなの? 悪いことなの? 原稿を書きながら、スランプ...って何回も何回も言っているから、絶対に良いことなんだよね? そういえば、前にも聞いたような気がするし、ねぇねぇ、早く教えてよー。 知りたいなぁー。すごく良いことだったらボクもスランプになりたい。なーんて、ボクが言っていたらお母さんは、「あのね、ピピ、スランプはね、何かものを作る人にとってNGな状況なのよ! たとえばお母さんは原稿を書く人でしょ? ところが、頭の中で字が死んでしまって、先へ進まない。そんな不調が続くことをスランプって言うのよ、わかる? このつらさ。同じパターンが延々...と続いちゃうんだから!」と、おいかりの巻。

日々、ネコ業を淡々とやっているボクにとっては、この言葉すごくショックだった。同じようなシーンが延々と続き、まるでコマのように回っているが、一定のヵ所から動くことができない...もしかしたらマンネリという言葉とスランプは、兄弟姉妹位似ているのかなあー。
そこで、ボクも毎日毎回、ネコをやっている場合ではない!と、ハタと思い、「たまには、ちょっと違う動物をやってみなくちゃ!」「んー、しかし、ゾウやクマは無理だし...ハテサテ...」そこで、思いついたのが、フッフッフッ...ミミズクなのだ!! 
どうせなら夜中にお母さんを驚かせちゃおうっと! 
そして......am2:00
「キャー! そこにいるのは!! ダレ? ナニモノ? おまわりサン呼ぶワよ!」
ごめんね、お母さん、こんなに効果テキメンとは思わなかった。でも、これを機にスランプから脱出してね。

<デリートの乱>

2008年7月 7日 09:59 ピピ

ピピエッセイ№ 22 用写真.JPG 今日は、めずらしくお母さんがパソコンで原稿を作っている。お母さんいわく、パソコンでの原稿は"打っている"原稿用紙での原稿は"書いている" この打つと書く。ふたつの間には大きなへだたりやこだわりがあるのだそうな...。ハテ? サテ? このふたつの違いはお母さんにとっていったい、どんな事なのだろうか。しかし、今はパソコンの前で思いきりトガっている。少し離れているところで見ていてもわかる。ボクの心の分度器で計ると、そのトガリの角度、17度ってところか! すごい!! こわくて近よる事が出来ない...。 

時間は刻々と過ぎ、お母さんは大好きなミルクティを飲むこともなくビスケットを食べながらボクに話しかけることもなく、まるで阿修羅(あしゅら)が如く、キーボードをたたいている。("打つ"から途中、"たたく"に変わった)そして、突然PCの前をフワ...と離れ、目薬をさしてから「あー、しんど。やっぱり、PCは疲れるワ」と一言...。

そこで、家庭内癒し系営業のボクとしては、あのー先生、一言でいうと原稿用紙にお書きになる場合と、パソコンにむかってお打ちになるケースでは、どのような違いがあるのでしょうか...?」と質問。ボクからのQに対するお母さんのAとしては、「そうねー、打つ場合は機能操作や突然飛び込んでくる受信メールで気が散るなど、今迄、頭の中で用意していた言葉・文章が死んでしまう事が多いのよねー。その点、紙とペンだと考えている事が、ゆっくりと花ひらくように表現できるのよねー」とのこと。

左脳と右脳の能力の違いを上手にブレンドして原稿が生まれてくるってことなのかナ? とボクは理解しつつ、出来れば...、願わくは!! お母さんには、手書きの原稿を書き続けて貰いたい...と伝えたら、「でもね、ピピ、人は一様ではなく、パソコンンの前にゆかないと原稿を書くことができないっていう作家さん達もいるのよ。その場合、画面が紙でキーが筆(ペン)みたいな感覚なのかもネ」

しかし...その5分後の事に「デリートの乱」が発生。パソコンの前を通りかかったボクの足なのか...お母さんのミスなのか......発狂寸前のお母さんが、いつもより3オクターブも高い声を出しながら編集者に言いワケをしつつ、日が暮れてゆく......。
やはり、お母さんの味方は、紙とペンなのかも。