せっかくの日食の日だったけれど、お空のスクリーンはハイビジョンじゃなかったね。
ボンヤリと映るテレビを眺めるような天体ショーだったけれど、..でも少し暗くなったのは解ったよ。
夕方のテレビではインドからの映像があったけれど、やっぱり神秘的だった。
ヒンドゥー教では太陽が魔物に飲み込まれてしまうといって、とても恐れられているということだけど、シンプルに考えれば輝く太陽が突然光を失い、暗闇が訪れてくるんだもの。
本当にそう思ってしまうんだろうね。
もし人の気持ちを太陽にたとえて、元気だった人の表情から突然笑みが失われまったく別のもになってしまったとしたら...。
まわりも不安になってしまうと思う。
46年ぶりの皆既日食といわれたけれど、来年のお正月には部分月食が見られるというから、日食や月食は頻繁に発生しているんだ。
でも今回のように日本が舞台になった皆既日食だと、天体に対する興味が大きく盛り上がるんだね。
これをきっかけに宇宙に関心を持つ人が増えると嬉しいなあ。
ところでお母SANさん、どうして星占いに興味を持ったの?
「それはね、お母SANが生まれたのは日本海側の町なのだけれど、夏になると大きな天の川を見ることが出来たの。
夜空にまたたく星々が...、それはそれはとても美しいのよ。
そんな星空を眺めながら様々なことを想念しているうちに、きっと天体の神秘を感じてしまったのね。」
それじゃあ、星占いって神秘的なものってことなの?
「うーん、神秘的なだけじゃないのよ。
人間として生きてきた苦しみの中から生まれた知恵が星占いでもあるの。
つまりネコであるピピには、うーん、ちょっと難しいかな。」
えーっ!!そんなことないよぉ。
毎日ボクは黙って色んな事を見ているけれど、お母SAN以上にいろいろ知っているかも知れないよ。
お母SANがアストロジーならボクはネコロジーなんだから。